理系大学院生のリアルな日常

某旧帝大でバイオ系の研究をする理系大学院生がポジティブに生きる様を書き綴る。"人生や研究生活を楽しくする小さじ一杯程度のからくり"をお届けしたい。

研究生活の効率化について考える。

どうも、三連休最終日を実験して過ごしたコーディーです!
もったいない?そんなことないですよー!
実験であれ、なんであれやりたいと思ったことはすべてやるのが僕の流儀です。


そういえばこの前イッコーさんが僕の記事をtwitterで紹介してくださったおかげで、アクセス数がとんでもないことになりました。
ありがとうございます。


趣味に関する記事を書くのはどうかと思いましたが、結果的に多くの人にこのブログを見てもらえたのは良かったと思います。
あとは見てくれた人の中で僕や僕のブログに興味を持ってくれた人が一人でもいれば幸いです。


さて、本題に移りますか!
今日はずばり、研究生活の効率化について考える」です!


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研究タイプに関わらず効率がいい人、悪い人がいる

大学のバイオ系研究室の学生を見ていると以下のようなタイプに分けられるような気がします。



  • コアタイムに関わらず、早朝もしくは夜遅くでもガンガン実験を入れるハードワーカータイプ
  • 実験とその解析をある程度こなしてコアタイムで颯爽と帰っていく定時出勤、定時帰宅タイプ

  • 実験報告セミナーに向けた最低限の実験だけをやり、残りの時間はネットサーフィン、おしゃべり等に費やすエンジョイタイプ

大きく分けてこんな感じだと私は思っています。


どのタイプがいいか悪いかは置いておいて、どのタイプにおいても効率のいい人、悪い人がいると思います
例えば定時出勤、定時帰宅タイプなのにも関わらずハードワーカータイプよりもポジティブデータがどんどん出て、研究が進む人もいたりするということです。
逆にハードワーカータイプ定時出勤、定時帰宅タイプでも、思ったように研究が進まず、言われたことだけ着実にやっていたエンジョイタイプよりも蓋を開けてみれば研究が進んでいないということもあるかと。
(もちろんプロジェクトの当たりはずれも重要なファクターではあるのですが。)

ちなみに、コーディーは何タイプ???

なにタイプ??って書くとポケモンを彷彿とさせますね。
僕だけですかね…。


ちなみに自分はハードワーカータイプでしょうね~。
うちのラボはラボミーティングが多く、その上大学院の講義が多くあったため、この上半期はそうせざるを得ませんでした。


また、この四月から今のラボに参加し、データ0から修士課程がスタートしたためポジティブデータをいち早く出したい!と頑張っていたのもありますね。


って言っても9時頃ラボに来て21、22時には帰っているので真のハードワーカータイプには程遠いか…
たまにtime courseの都合上やむを得ず5時半にラボに来たり、はたまた24~26時にラボに来ることありましたが(笑)



まあ、僕の話は置いておいて!


できるだけ効率よく研究生活を送るにはどうしたらよいのでしょうか??



僕なりに考えてみます。


そして、辿り着いた究極の真理。


それは…





わからないこと、自信がないことは知ってそうな人に必ず聞く

正直これめちゃくちゃ大事だと思っています。

実験に関してもそうだし、あるデータに関しての見解やデータの解析方法に関してもシニアの意見を聞くのは重要だと考えます。


変なプライドから見栄を張ってわからないまま実験を進めたり、自己流に走ったりするせいで遠回りしている方を何度か見かけたことがあります。
また、自分自身も自分を過大評価したがゆえにそうやって失敗した苦い経験があります…


実験の失敗といっても一口にプロトコル通りにいかない以外にもコントロールの置き方の失敗や実験条件の間違いなどいろいろありますよね。
実験によっては何日間もかかるものもありますし、in vivoの実験であれば月単位で時間がかかることだってあります。
「実験失敗した―!」と言って片付けるのは容易いのですが、そこで浪費した時間は意外と膨大であることが多いです。


人に聞くのはタダですし、時間もそこまで使いません!


わからないことは素直に人に聞きましょう!!

素直でいることは生きる上で大切なこと

研究生活だけでなく、素直でいることは生きていくうえでも大切なことではないでしょうか。


いきなりスケールが大きくなりましたが(笑)


素直な人には多くの人が寄ってくるし、逆も然りだと思います。


気を付けていきたいものですね。